2008年04月03日

叙事詩より妄想

震える両肩を抱き締め 彼は剣に手をかける 老人の言葉は深く脳裏に焼付き 幾度この手を放したろうか?
選定により剣は私を選ぶだろう その剣は私を殺すだろう 「受け入れよ 汝の死により国は守られる」
語るはクラレント(戦争)
「受け入れよ 汝の姿により 民は守られる」
語るはクラリス(平和)
陽が落ち 陽が昇ること数回 自分が産まれ 果てるまでの姿を何度眼前に見ただろうか…
半ば自棄にも似た気持ち もう考えることにも疲れ果て 少年は剣を引き抜いた


こんぬづわ( ̄ー ̄)ノ野村です。
今回は叙事詩「アーサー王の死」からカッコ悪い、いや、むしろ本心はこんなだったかも?と思われる少年アーサーの葛藤を描いてみました。魔術師の老人によって自分の運命を教えられるアーサー。仲間に裏切られ、兄弟に殺される(実権的な意味も含め)という悲惨な最期を遂げる偉大な王!なわけですが、それを知っても尚曲げぬ異端アーサーには、こんな気持ちもあったのかも知れません。
posted by klsp at 11:20| 野村勝人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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